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おひさま 第35号~風疹について / 子どもの話を聴くときは・・~

おくむら先生のお話【風疹について】

2019.4.1~2022.3.31の3年間の期間限定で、昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれの男性を対象に風しんの追加的対策(抗体検査・第5期定期予防接種)が開始になりました。
これは、この年代の男性の風疹罹患者が増加し、この影響で先天性風疹症候群のお子様の出生がみられるためです。この年代の男性は風疹ワクチンを一度も接種していない方がほとんどで、風疹の抗体がないため、感染してしまいます。すると、風疹に感染した男性が、風疹抗体をもっていない妊婦さんにうつします。妊娠20週頃までの妊婦さんが風疹にかかると、胎児が風疹ウイルスに感染し、難聴、白内障、心疾患、精神・運動発達遅延などの障害をもった赤ちゃんが生まれる可能性があります。これらの障害を先天性風疹症候群といいます。妊娠前に抗体をチェックして、なければワクチンをうって予防することもできますが、妊娠中はワクチンを接種することもできません。
★風疹・・・風疹ウイルスに感染すると2~3週間の潜伏期間を経て、発熱、発疹、リンパ節の腫れなどの症状がでます。感染していても症状が出ない(不顕性感染)場合もあります。風疹は飛沫感染(唾液のしぶき)でうつります。職場の男性の上司から部下の女性にという可能性もあるということです。
2012~2013年に大流行し、報告があるだけで16000人をこえる人が感染し、この流行の影響で、45人の赤ちゃんが先天性風疹症候群と診断されました。一旦流行は落ち着きましたが、2017年以降再び風疹の報告があり、今年度、すでに3例の先天性風疹症候群の報告があります。

今後2020年の東京オリンピックで海外からの来日外国人の数も増え、さらなる風疹の流行の危険性があるため、風疹の流行をなくし、先天性風疹症候群の赤ちゃんをなくすため、この追加接種が始まりました。身近な男性、お父さん、おじいちゃん、同僚などなど、この対象の方がみえたら、知らせてあげてください。まずは抗体検査をして、抗体がなければ、ワクチン接種という順番になっており、多少面倒ですが、補助がでて、無料で行えます。市町村や厚労省のHPで確認できます。この機会をのがさないようにしましょう。風疹から身を守り、家族や周りの人への感染を予防し、将来日本をささえてくれるこども達を先天性風疹症候群から守るためです。

スタッフによるコラム【子どもの話を聴くときは・・】

「ママ!ねえねえ!」と忙しくてもお構いなしなのが子どもですが、できるだけ応えてあげたいですよね。そんな時、次のことをちょっと心がけてあげましょう。

★子どもの話を聴く大切なこととは

子どもの話を聴くと言う事は子どもが成長していくうえでとても重要な要素のひとつです。子どもはママやパパにお話をすることで「話す力」「聴く力」そして相手への「思いやり」などの「コミュニケーション能力」を身につけていきます。相手にどうやったら伝わるだろう?と考えながら話すことで「考える力」を養っていきます。大きくなってから他人と上手に話ができない、気持ちを伝える事ができないと言う前にまず、ママ、パパがしっかりと話しを聴いてあげる必要があります。
【聞く】と【聴く】の違いとは…【聞く】は意識しないで、ただ耳に入ってくる音を受け入れること、【聴く】とは意識して音や声に耳を傾けることを言います。ご存知でしたか?

★そのために注意すること

【目を見て体をむけて聴こう】    
例えば子どもの話を聴くときにスマホをさわりながら、テレビを見ながらなど「ながら聴き」をしてしまっていませんか?話を聴くときはしっかりと子どものほうに顔を向けて話を聴くようにしましょう。
【あいづちを入れ、反応してあげよう】 
子どもの目を見ながら「うんうん」「へぇーそうなんだ」「そっかそっか」とあいづちや、うなずきを入れる事でちゃんと話を聴いてくれてる、もっといっぱい話したいと思えるのです。

★子どもの話はしっかりと最後まで聴いてあげましょう
途中で話をさえぎったり、子どもの話す時間よりママ、パパの話す時間のほうが長くなってはいけません。
★否定はダメ
よく子どもの話を途中でさえぎって「それは違うよ」「それは間違っているよ」など否定するママ、パパがいますが、子ども自身、自分が間違っていると気づくことができるように誘導してあげましょう。(ヒントを出し子ども自身に考えさせながら少しずつ正しい答えに導いてあげましょう)
★答えをすぐに言わない
お子さんがアドバイスを求めてくるまでは答えを言わないようにしましょう。そうする事で自分で考える力が身につくかもしれませんね。

※毎日5分でもお子様とお話しする時間を作るとママ、パパもリフレッシュできるかもしれませんね。

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