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おひさま 第45号~ 新型コロナで思うこと… / 黄砂とは ~

おくむら先生のお話【新型コロナで思うこと…】

新型コロナの影響で外出自粛、休園・休校の日々が続いていますが、どうでしょうか?おそらく数百年に一度くらいの大変なことが起こっているのだと思いますが、ここで改めて痛感するのは、予防接種がいかに大切かということです。世界中の人々が、だれ一人抗体をもっていないと、このようなことが起きてしまうのです。おそらく世界中の大多数の人々が感染するか、もしくはワクチンができて予防できるようになるまでは、数年この状態が続くのではないでしょうか。幸いこの病気はお子様が感染しても軽いので、小児科的には安心できるところですが、持病持ちのかたやお年寄りにうつすと命とりになるので、うつさないよう、接触をさける必要があります。思い出されるのは10年ほど前でしょうか、新型インフルエンザの流行です。この時はお子様もすごい勢いで感染し、あっという間に広がりました。中には重症化して、入院されたお子様もみえますが、幸いワクチンもあり、治療薬もあり、ほとんどの方が自宅の治療で治癒しました。 

多くのお子様がワクチンを接種しているので、気づきませんが、麻疹の抗体を持ってない人が多数をしめると、持病のないお子様でもどんどん感染して、命を落とす事態になっているでしょう。今回のコロナとは比べ物にならないくらい大変なことになると思います。かかってもたいしたことないと思っている水痘も、心臓などに持病のあるお子様が感染して、亡くなることがあります。少なくとも私が医者になって働きだしたころは、そういう時代でした。その後ワクチンが定期接種となり、接種率があがってくると、患者さんが減りました。若いお医者さんたちは麻疹のお子様を診たことがないくらい減っています。中には接種していなくて、局所的に発生して、話題になることはありますが、大きな流行は避けられていると思います。今回の騒動であらためてワクチンがありがたいと思えるのではないでしょうか。このような時期ですが、適切な時期に必要なワクチンは接種しましょう。

スタッフコラム【黄砂とは】

春先に自動車や道路、家の屋根、洗濯物などに薄っすら黄色い粉が付着しているのを見かけたことはありませんか?それが『黄砂』です。

▽黄砂とは?

黄砂とは、中国などの砂漠や乾燥地帯の砂塵が砂埃などになって上空に舞い上げられ偏西風によって日本に運ばれてくる粒子状の砂、あるいはそれらの気象現象の事です。黄砂は以前からありますが、近年の森林伐採などの影響により黄砂の量が増えていると言われています。さらに中国や韓国上空を通過する時に都市や工場地帯で排出された公害物質や酸性物質、PM2.5などの有害物質、大気汚染物質やアレルゲンなども一緒に運んできてしまうことで農作物、生活環境、人体の健康に大きな影響や被害をもたらします。黄砂やPM2.5の粒子はスギ花粉の10分の1程度の大きさしかなく、体内に入り込みやすいのです。
 黄砂は一年中飛んでいますが、日本では3月~5月によく観測され、4月がピークと言われています。

▽人体への影響は?

『黄砂アレルギー』と言われ、目の充血、かゆみ・眼精疲労・喉の腫れ、痛み、イガイガ感・鼻水・鼻詰まり・鼻血・咳・皮膚のかゆみ・頭痛など様々な症状があらわれます。花粉症と似たような症状ですが、花粉症に比べて症状が重く、長く続きます。さらに気管支喘息・気管支炎・アトピー・鼻炎・肺炎などの症状を悪化させることもあります。

▽対策は?  『持ち込まない』・『吸い込まない』の2つがポイント!

《部屋にいる時》
・洗濯物は部屋干しにしましょう
・空気清浄機を利用しましょう
・掃除は掃除機ではなく水拭きを!
・飛散量が多い日や時間帯は外出を避けましょう

《外出する時》
・帽子を被って、髪は束ねましょう
・埃を払いやすいツルツルした生地の服を着ましょう
・眼鏡・マスクを着用しましょう
 (マスクは目の細かいものにし、顔にしっかりフィットさせましょう)

《帰宅した時》
・服や帽子に着いた黄砂をブラシでしっかり払ってから入りましょう
・手洗い・うがい・洗顔をしましょう

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