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おひさま 第66号~ 多職種との関わり合いの必要性 / スムーズに診察を行うため知っておこう ~



葛西先生のお話【多職種との関わり合いの必要性】

 発達とこころの外来をしていて、親御さんは医療にアクセスすれば、問題が解決するのではと大きな期待を持って受診されているのを
ひしひしと感じます。実際にはその期待に十分に応えられなくて、がっかりさせてしまっているのだろうなと思いながら外来をしている日々です。医療で解決するところもありますが、医療だけではすっきり解決できないことが多いとつくづく限界を感じています。あくまで医療でサポートできることは、病気や障がいの診断、投薬であり、さらにリハビリやカウンセリングをおこなえるように指示を出し、医療的なアドバイスをすることでしょうか。したがって、子どもの問題が医療のみですべて解決できるとはとても思えません。子どもの問題は医療だけでは限界があり、それをカバーするために、多職種の関わり合いを深め総合力でみていかなければいけないと常日頃思っています。自身医療以外の多職種のつながりができるように、フリースクールや子どもたちの居場所を見学し、行政機関、教育の特別支援・通級の先生、ホースセラピーをおこなっている元先生、場面緘黙の親の会の方など子どもをサポートしてもらえそうないろんな方々と交流範囲を広げています。選択肢がなければ選べないので、様々な選択肢があるようにつながっていこうと思っています。様々な資源や選択肢を使って、それぞれの子どもに合うような環境を提供してあげられるような、ネットワークができればいいなーと思っています。
 学校に行けない、身体症状が出ていると外来を受診されるお子さんがみえます。医療的には「心と身体の健康第一、こころの健康を崩してまで学校に行かなくていいよ」と話をしますが、医療にはそこからの選択肢が限られています。学校には行かなくてよくても、こころにエネルギーが溜まるように、人や社会との接点は必要です。居場所が趣味でもスポーツでも適応指導教室やフリースクールでも構いません。子どもたちのためには状況にあった選択肢や道筋を提供することが、大人としての役割ではないのでしょうか。子どもの問題は大人の総力戦だと考えているのは僕だけでしょうか???

スタッフコラム【スムーズに診察を行うため知っておこう(受診時の準備とマナー)】

お子様の具合が悪いとき、スムーズに受診して帰りたいと願う保護者が多いと思います。お子様が安心して受診や予防接種を受けるためには保護者の協力が大切です。スムーズに受診するための準備や安全に予防接種を受けるためのコツを覚えておきましょう。

受診する際、感染症の疑いがあるときには受付に申し出ましょう。

診察室で

医師に伝える内容を整理しておきましょう。
☆発熱はいつから何度出ているかなど、表に記入したものがあれば用意しておきましょう。
☆服用、使用した薬があれば報告しましょう。
☆他院で薬の処方があればお薬手帳を用意しましょう。

予防接種時には

自宅で予診票の記入や体調チェックを済ませておきましょう。
☆自宅でゆっくり記入すると、記入漏れや正確な回答ができます。また出かける前に体温測定し、記入しておくとスムーズです。
☆予防接種は体調が良いときにうけるのが鉄則です。発熱や体調が悪いときには延期しましょう。
☆気になる症状がある場合は医師に相談してから接種しましょう。

出掛ける前に持ち物をチェックしましょう。
☆母子手帳、接種券(問診表)、保険証、乳幼児医療証は必ず持っていきましょう。忘れると接種が受けられないこともあります。

赤ちゃんとお母様の服装に注意しましょう。
☆スムーズに着脱できるものを選びましょう。
☆小さいお子様の予防接種は付き添いの方が抱っこした状態で行います。お子様が動かないよう足先までしっかり押さえる必要があるのでパンツスタイルがおすすめです。
☆お子様が暴れる場合、お母様の髪が接種部位につくことがあるので長い髪は結んでおきましょう。
予防接種のだまし討ちはやめて!「心の準備」をしてもらう
お子様に黙って病院に連れてきて、心の準備もなく接種を受けさせる方や痛くないと言って連れてみえる方がいます。これはお子様に不信感を抱かせてしまい、予防接種のたびに暴れるようになってしまいます。物心がつく年齢になれば、ある程度理解できるようなるので予防接種の大切さをお話してみてください。心の準備ができていればこちらもフォローしやすくスムーズに受けることができます。