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HOME >  その他の外来(夜尿症等) >  多汗症の治療

多汗症の治療



脇汗、手汗の多汗症にお困りではありませんか?

日常生活の中で脇汗、手汗が多くお子さんが困っていることはありませんか?

・緊張すると脇汗が多くなり服が濡れてしまい恥ずかしい
・汗ジミや汚れが気になって、着る服が限定される
・脇汗が気になって、仕事や勉強に集中できない
・授業中、ノートやプリントが手汗で濡れてしまう
・手をつなぐといつも湿っている…

このような症状が続く場合、多汗症の可能性があります。

多汗症は、汗の分泌をコントロールする交感神経が過剰に反応してしまい、汗の分泌が多くなることでおこります。
発症は幼少期~思春期が多く、20人に1人がかかる決して珍しくない病気です。
多汗症には以下の表のような種類があります

参照:みんなの手の汗サイト『多汗症の種類について』

近年、原発性局所多汗症に対する治療薬ができました。脇汗、手汗の症状に保険適応で処方ができ、適応年齢以上で診断基準を満たしていれば治療することができます。
当院では、原発性腋窩多汗症(脇汗)原発性手掌多汗症(手汗)の処方薬による治療をおこなっています。

多汗症は、汗のせいで日常生活が制限されてしまったり、好きな服が着れず服装が制限されてしまうなど、精神的な負担になることが多いです。
お子さんが汗のことを気にされている様子があれば一度ご相談に来てください。

下記で詳しい内容を案内させていただいておりますのでご覧ください。

原発性局所多汗症チェックリスト

原発性局所多汗症は、明らかな原因がないにもかかわらず、局所(脇、手、足、頭や顔)に日常生活に支障をきたすほど、たくさんの汗が出てしまう状態です。多汗症状が6カ月以上続き、以下の6症状のうち2項目以上当てはまる場合、「原発性局所多汗症」と診断されます。

 □ 最初に多汗の症状が出たのが25歳以下
 □ 左右対称に発汗がみられる
 □ 睡眠中は発汗が止まっている
 □ 1週間に1回以上、多汗の症状がみられる
 □ 家族に同じ症状の方がいる
 □ 汗のために日常生活に支障をきたしている

治療薬について

脇の多汗症治療薬 ラピフォート®ワイプ 
汗腺に作用し交感神経から伝達される汗を出す信号をブロックして、過剰な発汗を抑えます。
使い捨てのワイプで1日1回両脇をふきとるだけです。徐々に効果が感じられ、汗の量が減っていきます。


適応年齢:9歳以上

 
使用方法

参照:マルホ『ラピフォートⓇワイプ2.5%の使用される方へ』

※詳細は上記ページをご覧ください。

手の多汗症治療薬 アポハイドローション 
抗コリン作用のあるローションを毎日手のひらに塗ることで、皮膚から吸収され、皮膚の下にある交感神経から出される発汗を促す物質(アセチルコリン)をブロックし、過剰な発汗を抑えることができます。

適応年齢:使用方法が守れる年齢のお子さん

使用方法

参照:久光製薬『みんなの手の汗サイト』

※詳しくは上記をご覧ください。